いいのきの薬学部

趣味か薬学部の参考書について書き連ねます。全て主観で個人の感想です。

【薬学部】4年半分まででの勉強本感想(薬ゼミ愛語るだけ)

単位確保。無事に4年前期まで再試なし。頑張った、自分の勘。

 

試験終わったあと、試験中は大好きだったはずの教授の好き度が下がり、どん底まで行きましたが無事に単位くれたので好感度上がった。好き(単純)。

 

夏休みはれっつ薬ゼミ期間。いぇすCBT対策。

 

CBT定番の本使ってみての感想記録。以下すべて個人的感想です。

 

 

 

概要

 

比較画像をば。

 

CBT定番本の感想

インプットには重点ポイント集。アウトプットは必須問題集。コアカリマスターがうーんという感じの理由はあとに述べます。

 

 

好きな組み合わせは

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マジ最強のマジ卍。

 

参考書諸々

【インプット系】重点ポイント集

薬ゼミが2年毎に出しているCBT向けのインプット本。もちろん発売日に購入。

 

ついに自分だけの正真正銘薬ゼミ本~~^^^^という感じ。内容は必要なとこを最低限にまとめた参考書で、青本より情報量多くないけど、要点集よりかは全範囲網羅している感じ。

 

4月に購入し、7月に行われた大学でのガイダンスで「重点ポイント集買わないでいい、やめたほうがいい」と教授言ってたけど買ってよかった(信者)。

 

重点買うくらいなら青本譲ってもらえるかしろ、重点はCBTまでしか使えねえという理由での発言ぽかったけど、CBTレベル理解できてないのに青本読めというのは無理なので。もともと要点集大好き人間だったので自分には向いてました。

 

あとこの本買うと良いことがある。

 

8月から行われる薬ゼミの夏休みキャンペーン(夏キャン)。1~4年生はCBT向け動画が無料で見れる*1。そこで使われるのが重点ポイント集。講義動画、普通に買うと9万はするのでもはや重点ポイント集は実質無料。

 

書き込みなどしやすく買ってよかった。

 

なんといっても高コスパ

 

コアカリマスターより安いくせにページ数が多い。そして夏キャンで大活躍。なんだよ、良い奴め。

 

【アウトプット】コアカリマスター

CBTの定番、コアカリマスターというのりで買ってみたけど、うーんという感じ。薬ゼミは大好きなんだけどコアカリマスターは要らなかったかな~と思いました。CBT形式だけど、ページあたりの問題数が少ない。

 

せっかくなら重点ポイント集のページ記載すればいいのにな~と思っちゃう*2

 

解いてる感が少なく、ページめくるのもめんどくさくなってくる民からするとコスパ悪いな~と思いました。コアカリマスターは薬ゼミへの課金と考えば納豆食う*3

 

【アウトプット】必須問題集

薬ゼミCBT系とは違い毎年改訂される必須問題集。

 

Ⅰには物化生と衛生、Ⅱはそれ以外が入っている。

 

必須問題集なので国試の必須問題も収載。なお最新国試は載っていない。「この問題集から出ますけど新問も出しますよ」系教授は最新国試の必須を出すつもりなので注意。

 

必須レベル、CBTレベルの問題がゴロゴロと。サイズ感がよく、よく電車の中で開きます。赤シート不要なとこ好き。よく赤シート紛失するんですよね~。

 

コアカリマスターよりも価格抑えられるしとても良い。

 

【アウトプット】領域別既出問題集

コアカリマスターが物足りない&後期試験が「必須、理論問題などから出すかもな」発言を喰らったので買ってみた。青問よりかは問題数載ってないけど、まぁ青問高いし。中古探して第9版購入。第9版なので99−105回国試カバーしてます。

 

実際使ってみると薬ゼミ先生の真骨頂というか、このためのこの機能か!!!!!!!となる。

 

【アウトプット&インプット】【動画】国試解説動画

薬ゼミ先生、太っ腹なので100−107回の国試の解説動画が無料で見れる。そこで登場、薬ゼミ公式LINE。もちろん追加済み。

 

トークに「〇〇(回数)ー△△(問題番号)」を送信するだけで、その国試の解説動画URLが送られてくる。いちいちオンライン教室スクロールする手間がない。

再び



先に述べた領域別解いて、この問題わかんないなー><となったらLINEで問題番号送信。解説を見る、という流れ最近のマイブーム。

 

領域別、最新の第10版は100−106回対応なのでカタログ国試のカタログとしても最適。領域別はその範囲解きたーいっていうときにも使えるけど、この範囲わけわかめなので誰かに説明してもらいたいーというときに問題探す本としても結構使える。

 

誰感




 

青問だと範囲が膨大すぎて動画ない国試が結構載ってる。その点、9、10版あたりは絞られているので領域別+国試解説動画として、かなりいい。

 

ここで突如の一岡豆知識!*4

 

〜好きな国試解説動画〜

・100回98問(電気泳動

 この1本で電気泳動のだいたいがわかる気がする。天才。

・105回96問(リン酸滴定)

 リン酸滴定適当すぎてわからなかったけどこれでわかった。天才。等電点の考えにも応用できてなるほどな〜と個人的には思いました。リン酸滴定好きになった。

・105回180問(熱分析)

 なんやねんこのグラフと思っていたけどよくわかった。天才。

・105回242問(放射性医薬品)

 痒いところに手が届いた系動画。周辺情報キッチリやってくれた感。天才。好き。

・103回184問(デキサメタゾン抑制試験)

 バチクソにわかりやすい。とてもよくわかった。天才。

 

動画は必須なら5分満たないくらい、理論、実践は10分くらいかな。毎回1.3〜1.4倍で見ますが。中には20分弱のものもあります。これ本当に無料か???????100回前は課金でーすとかって言われても課金しちゃうレベルで好きなので100回以前配信してくれないかな~~~~~

 

 

105回は推し講師がいるのでついつい見ちゃってるので相対的に多い。あと物理化学中心に見ているので科目偏っています。

 

国試解説動画は年によって担当講師が違うので推し探し感覚で見ちゃう。

 

 

【インプット】薬ゼミ講習会

薬ゼミ講習会、初めて参加したのは4年4月、107回国試やってみない??みたいなやつだった。珍しく全学年対象だったので申し込み。

 

薬ゼミ講習会、薬ゼミ生でなくても申し込みできるので良心的オブ良心的。

 

しかも企業様がスポンサーとなっているため無料で参加できるものも多い。企業の説明会も聞けて薬ゼミ講義も聞けて一石七丁くらい。

 

かなり楽しい。わかりやすい。ZOOM発達しているおかげでいろんな全国の教室のやつが参加しやすい。CBT前なので予定見ながら講習会どれ参加しようかと考えるのたのしい。すき。

 

最近参加したやつは3コマ。物化生。資料が自宅に届き無料講習会なのに?????と驚いた。薬ゼミロゴ入りクリアファイルに入って届いたよ。スポンサー様ありがとう。その後薬ゼミ講義動画に課金したのは自然の摂理。

 

【インプット】講義動画

ここまでいろいろ無料で楽しませてくれた薬ゼミ先生。わかりやすさはもう絶大な信頼。

 

こうして人は課金するのだなと思いました(小並感)。

 

4年ライセンスあたりではcbtの動画が、6年ライセンスあたりでは青本の動画が購入可能。単元別に購入でき、CBTは400円、青本は600〜800円くらい。

 

どーーーーーしてもわからない範囲があった。国試解説もあるかな〜と思ったけどなかったので課金の音が聞こえた。青本の液液平衡購入。CBTのものだと夏キャンで見たやつだと液液は詳しくやらないんですよね。気液だけだったっけ。わかりやすすぎてどうしようかと思ったけど。

 

青本の液液買って、重点ポイント集開きながら聞いていた。薬ゼミ同士なので相性はいいんですよね。図は同じだし、文面も同じ。青本の方が文章量多いくらいなだけの違い。青本動画でも重点に書き込みしやすかった。にしてもわかりやすい。

 

講義動画は買うまで担当講師がわからないので、あわよくば推し講師出ないかな〜とガチャ感覚。結果、誰でもわかりやすいので確定みたいなものでした。

 

金で知識を買うってこういうことなんだな〜と思った。薬ゼミ先生大好きだよ〜〜〜〜。

 

 

 

総括

なんだかんだで薬ゼミ大好き人間になっていた。動画講義って避けていた部分があったけど、いざ見てみるとめちゃくちゃわかりよい。低学年のうちにもっと早く出会いたかったよ、と今でもたまに思う。

 

いつから薬ゼミ好きになっていたんだろうかと思ったけど、2年後期の免疫の授業が始まったときくらいですね。自大学の免疫の講義が謎すぎて。図書館で要点集借りてみたのが始まり。あと物化で反応速度の問題解きたいと思って借りてみたな。あの頃は青本、領域別、要点集の区別なんにもついていなかったし、回数別ってなんで必要???とも思ってたな。

 

薬ゼミ本比較画像

 

簡単に違い、使い分けメモ

青本

→一番詳しい薬ゼミ書籍。カラー。情報量多め。問題数も多い。古めの国試も載ってる。

 

・領域別

→持ち歩き過去問集。科目、単元を分けて掲載しているため解きたい範囲が明確なときに良い。

 

・要点集

青本より易しめの国試対策本。要点しか載っていないけど、かなり使える。問題は国試形式ではなく、正誤で答えさせる仕様。

 

・回数別

→唯一前年の国試の解説を掲載している薬ゼミ本。国試を出たまんまの順番で載せている。解説を見たい!っていうときに問題探しやすい。

 

使い方は以下の通り。それぞれの長所短所があるので使い分けてます。

個人的な使い方と使い分け参考

 

そんなんで薬ゼミってわかりいいんだな、国試本ってそこまで敷居高くないんだなと思って3年前期の栄養やら毒物代謝のときとかも要点集にお世話になったな〜。後期もどっぷり薬ゼミ本に浸かり、4年前期で講習会参加に至り、夏キャンで薬ゼミの素晴らしさ再確認。3年〜4年の春休みでギブスエネルギーの動画(ステップアップドリルのやつ)見て、そこでも感動してたな。

 

多分浮気することなく6年になったら青本買うんだろうな。カラーだし、問題別冊だし。

 

他のとこの対策本を見ていたらあれですね。スキャンして取り込んだときに答えが見えちゃうのでやりづらそう。青本は問題が左ページ、解答が右ページなので答え除いちゃう心配がない。iPadに取り込むと思うのでやっぱ薬ゼミ。

 

 

薬ゼミのすごいところ

大学ではCBT前ということもあり薬ゼミ先生による講義がある。午前中に大学の教授らの講義を聞いたあとに薬ゼミ先生の講義を受けるとなんて素晴らしいんだと思う。

 

素晴らしいポイント

・プリントがB5

→普通A4配布なところ、管理しやすいB5。そして計算された空白ページ。冊子にされていて、ちょうど問題、講義資料が見開きになれる状態。なんなの。自大学教授は何も考えず4inにしているおかげで反応式続きなのに裏返さないといけなかったりする。一律4in配布ならどうにか見やすいレイアウトにしてくれと望んでしまう。当日に資料見れるようにするのがあれだと思うが。

 

・時間厳守

→自大学教授の場合「あれ〜、チャイムなっちゃいましたね〜」と言いながら5分昼休みに食い込むし、「時間足りないな・・・」と独り言のように呟きながら娘さんの話をする。その点、薬ゼミ先生はトラブルが起こってもほぼ時間厳守。これほんとうにすごい。数分伸びても薬ゼミ先生ならもっとやってってなる。あと自大学教授の場合「2限って何時に終わるんでしたっけ」というボケをかましてくる。何年目だよとツッコみたいよー。もちろん薬ゼミ先生は時間割把握して講義を進める。なんでだよ。

 

・書き込みしやすい

→極々一部のgoodnotes5を使う教授はまともであるしわかりやすい。もちろん薬ゼミ先生はgoodnotes5。パワポの教授、レジュメにはもちろん穴埋めのかっこは存在しない。講義を聞いているといきなりスライドにしれっと文字が足されている。どこが足されたんだと探し、書く。効率悪くねえかとたまに思う。せめてカッコでも四角でもあればな〜〜〜〜。後ろの席だとスライド見づらいし。それに比べて薬ゼミ先生、とにかく文字が見やすい。後ろの席でも文字が見れるし、どこに書き込みしているのかがわかる。あとパワポだとマウスでビッとやってインク飛び散っちゃう系教授いるじゃないですか。あれがないのでお互いストレスフリーだなと思います。早く教授はiPad導入しないかな〜〜〜〜、老眼問題も解消されると思います。「私老眼で水素の数分らないんですよ〜(NMRスペクトルを見ながら)」はほんと時間ロスオブロス。

 

 

・ZOOMに慣れている

→信じられないような話ですが、もうZOOM使い始めて3年。未だにミュートもわからない、画面共有がわかっていない教授が多い。画面共有されていなくてラジオ放送かな???ってのが2日(5日中)あったかな。あとあのバーの消し方わからない系教授も多い。邪魔だな〜といろんなところを教授押してますけど、違うそこじゃないと毎回叫びそうになる。その点薬ゼミ先生はそういうことはないし、iPadの調子が悪ければすぐに対応して時間内に終わらせるんだからすごい。こっちが有機やら物理わからなくても教授がZOOMわかっていないだから単位欲しいとたまに思います。

 

・余計なことがない

→CBT対策だよ〜!!という感じの講義であるはずなのに「いやここCBTにも国試にも出ないと思うんですよねでゅふふふふふ卒試には出るかな」系教授がいる。卒試レベルを今出すなよと思います。その点薬ゼミ先生は必要な知識を入れて、国試を解かせて、覚え方まで享受してくれる。卒試の話はCBT終わってからにしくれとよく思います。教授へ。

 

今まで講義内容にばかり惚れていたが、実際生で受けてみると他にも惚れるところしかないので薬ゼミ講義を入れてくれる大学は好きです。ありがとう大学。

 

教えることを専門としている人たちって違うんだな〜とよく分かりました。たまにわかりやすくていい教授はいる。はず。余談面白い教授は好きです。

 

ゾーン1の成績

ここまで薬ゼミ愛語って成績ダメでーすというのは洒落にならないな~と思いますが、めちゃくちゃ苦手意識のあったゾーン1、特に物理は自大学の試験で96%(((29/30。落としたのは放射性医薬品だったので全問正解と言っても過言ではない。))。化学と生物は80%越えでしたが、あれほどまでに避けたかった物理が良かったのは非常に喜ばしい。

 

全ては薬ゼミ先生のおかげです。国試解説見るのを一か月弱習慣にしただけでなんとびっくり。国試解説を見る前、夏休みにやってたメディセレのAI模試は物理悪かったな~*5。化学>生物>>>>物理だったのが、自大学のものですがゾーン1の試験では物理>>>生物化学。薬ゼミ先生の動画がヒントとなり解けた問題はそれなりにあったと思います。

 

メディセレの模試の言い訳をすると夏休みは夏キャンで衛生を強化しすぎた。物理はガチ苦手無理範囲しか見なかった。

 

ちなみにメディセレAI模試はたまに無料で受けられるようで(通常5000円だったかなんだか)。そのときに受けてみましたが、強化した方がいい科目と範囲が出るので面白い。

 

浮気話になってしまった。メディセレも無料で模試受けさせていただいたのになぜか1500円分のポイントいただいてしまうというわけわからない状況だった。1500ポイントと動画を交換できるよう。

 

今は絶賛ゾーン2期間。夏休み始まる前、夏キャンで衛生と出会うまではゾーン2が一番好きだったはずなのに?????今ははやくゾーン3やりたいなってなってる。衛生がどれだけ伸びたか試したい欲。

 

好きだよ~~~~、薬ゼミ~~~~。

 

国試までに薬ゼミの講師コンプ目指そうと思います。勝手に1人で薬ゼミ講師ビンゴゲームすっぞ~~~~~~~

 

ときどき出てくるカプセル剤は暇だな~と思ったら書いてました。LINEスタンプにでもしようとせっせと書いてます。ポイントは眉毛です。

 

*1:5,6年は要点マスター(要点集)使った動画だったはず

*2:メディックメディアのRBとQBはページ対応あり。看護管理栄養士たちの国試本。

*3:よく中学の数学教師が「納豆食う?(納得?)」と言ってたな~

*4:大江戸線六本木駅で~~♪

*5:D